東京都立大学体育会漕艇部(以下、都立大ボート部)は、都立大の体育会部活動の中でも最古の歴史を有する体育会部活動の一つです。
都立大ボート部は、ボートを漕ぎたいという想いで集まった先人たちのもと1949年11月1日に創部し、今年2024年で創部74年を迎えることになります。
過去にはオリンピック日本代表候補選手を複数輩出するなど、日本Rowing界に一定の存在感を示してきた都立大ボート部。近年、部員減少に悩まされ、一時は存続が危ぶまれました時もありましたが、先輩方が襷を繋げてくださったこともあって、総勢20人を越す大きな団体へと変貌を遂げ始めています。
2024年4月現在、都立大ボート部は、新2年生8人、新3年生15人、新4年生3人、大学院生1人の合計27人が在籍しています(詳しくは部員紹介をご参照ください)。
都立大ボート部は、他大学のボート部と比較して、自前の合宿所(艇庫)を所有しておらず、また練習に必要な船やオール・道具類も充分に揃っているわけではなく、お世辞にも練習環境が良いとは言えませんが、各々の部員が各々で立てた目標を達成できるよう、自分たちでできる限りの知恵を出し合いながら練習しています。
古豪復活として狼煙を上げ始めた都立大ボート部。都立大ボート部が復活し名を轟かせていくために、まだまだ改善できる点はたくさんあります。強くなることに立場も学年も性差も関係ありません。都立大ボート部だけでなくRowing全体を盛り上げていくために、脈々と受け継がれる都立大ボート部の伝統を引き継ぐとともに、新たな試みを日々考えて実行していく、そんな人物を求めています。
都立大ボート部の良さを挙げようとするときりがないのですが、部員の多くの口から語られるのは、なんといっても「人と居心地のよさ」です。
このことはある種都立大それ自体が持つ学生の真面目さと堅実さに起因するのかもしれませんが、とりわけ都立大ボート部は数多あるサークル・部活動の中でも非常に心地よい空間であると認識しています。
その理由として、やはり①Rowingが持つ特性②体育会であることが挙げられます。Rowingは、同じ船で同じ時間を過ごすことが多いです。息を合わせて漕ぎ進めなければ、他の誰よりも速く漕ぐことができません。そのため必然的にコミュニケーションを取らざるをえなくなり、相手を対話を通じて理解することでいつの間にか仲良くなっていす。
また、体育会であることも忘れてはならない要素です。サークルではその性質上、どうしても出席者が偏りがちになりますが、体育会は基本的に全員で顔を合わせる機会が多いため、集団として活動していく上で必要な対話能力を得ることができます。もちろん、これは仲良しこよしの集団ではありません。時には相手の行動を理解できずに衝突してしまうこともあるかもしれません。思うに、感情をひたむきに本気で取り組めるのが体育会の良さであると思われます。
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